文章倉庫

文章の倉庫です。いい文章が書けるようにがんばります。

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今日はお休み天気がいい。

この前、出張で一週間、ホテルに泊まったのですが、
そのときに、「じゃらん」で予約したら
ポイントが2700ポイントたまりました。

2500ポイントと引き換えに「全国ラーメン食べ比べ10食」を先月、選んでいたのですが、
休暇をとった今日、美容室に行って帰ってきて、
あぁ暇だ、と思っていたところ、
ちょうど宅配便で送られてきました。
グッドタイミング。

ありがとう「じゃらん」。

お礼にブログで写真公開。


ラーメン詰め合わせ



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テーマ:日記 - ジャンル:日記

  1. 2006/03/31(金) 15:25:43|
  2. 私のこと
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

透明フェロモン(3)

「雨が降ってきましたね。」
「そうですね。」
「雨の音を聞くと昔を思い出します。」
男は少し座りなおしながら、そうもらした。
私は、雨の中の高速バスで、見ず知らずの中年の男の昔話を聞くのもどうしたものか、と考えのだが、拒む理由は見当たらなかった。
「昔って?」
「おそらく、あなたがこの世に生まれていないくらい昔です。僕たちは、ひどく貧乏で、屋根のあちこちから雨漏りする長屋の一室を借りて住んでいました。」
「僕たち?」
「そう。その頃は、今の妻と初めての二人暮しをしていました。『早く雨漏りしない家に引っ越したいね、海の見える家がいいね』、なんて言いながらね。そんなこと言っても雨漏りはひどくなるばかりでした。ひどい雨漏りを何とかしようとして、しかたなく、空き缶を置いてみたり、バケツを置いてみたりするんだけど、これが結構、味があってね。いろんな音がして、それだけでも楽しかったな、あの頃は。」
そう話すと、男は、懐かしいような視線をして、また、うれしそうに缶ビールを口に運んだ。
「それで?」
「それで・・・、続き聞きたいですか。」
どう答えてよいか考えていたら、
「ところで、お名前は何ておっしゃるのですか。差し支えなければ。」
と男が言った。一瞬戸惑うと、男は直ぐに
「いやならいいんですけど。僕は、樋口といいます。ほら、長旅でしょう。ここで会ったのも何かの縁だから。」
と言うと、黒のジャケットの内ポケットから、名刺を取り出すと、よろしく、といって慣れた手つきで差し出した。肩書きには、「代表取締役」と書いてあるのを見て、思わず
「あ、あの、私、名刺持っていないんです。すいません。田上優子と言います。」
とかしこまって言うと、男はまた缶ビールを持ち上げると、
「乾杯。今夜はおいしいビールをありがとう、えっと・・・、ユウちゃん。」
と、はにかんで、また微笑んだ。
気がついたら、バスが走り出してから2時間も経っていた。窓の外は暗く、遠くに街の明かりが霞んで見えた。

私はこうしてミチヒロさんと出会った。
透明フェロモン(4)

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2006/03/31(金) 11:32:51|
  2. 連載
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  4. | コメント:0

透明フェロモン(2)

「雨が降りそうですね。」
と、窓の外を眺めていたら、背後で声がした。夕暮れは、街を包みはじめ、車内のまばらに埋った座席にも、影を落とし始めていた。バスの窓から見える南の空は、どんよりとした分厚い雲で覆われ、そのせいか、乗車口から車内に入り込んでくる外の空気はこころもち重いように思われた。もうすぐ雨が降る。折角の旅立ちだというのに。
「雨が降りそうですね。」
同じ声が、また、聞こえた。さっきよりも小さく、独り言のようだった。振り返ると、品のいい黒のジャケットを羽織った中年の男性が、私のひざの上にあるコンビニの袋と私の顔を交互に見やりながら何か言いたそうに、ハンカチで軽く額の汗をぬぐっていた。高速バスに乗る前に、缶ビールを2本と缶酎ハイを2本、さきイカやらポテトチップスやらを買い込んだ。夜通し走るバス道中を徹底的にくつろいでやるというつもりだったのだ。
「そうですね。」
そっけなく答えてから、私は、袋から缶ビールを取り出した。「お待たせしました。」という運転手の車内放送と同時に、ぷしゅぅと音をたててドアが閉まり、バスは動き始めた。それと同時に私は手に握り締めた缶ビールを開けた。すると、隣からゴクリと喉が鳴る音が聞こえた。
「す、すいません・・・。」
男は、汗の引いた額をますますこまめにハンカチで拭うとそういった。恥ずかしいのか男の耳は、だんだん赤くなった。
「一本いかがですか。」
私がそういうと、待ってましたとばかりに
「え、いいんですか。ありがとう、乗り遅れるかと思って急いでたもんだから、飲み物買う暇なくて。ありがとう、いただきます。乾杯。」
そういうと、男はすぐさまプルタブを空けると、ぐびぐび飲み始めた。ますます耳が赤くなった。
「最高。」
と言うと、男は、心からうれしそうに私に微笑んだのだった。
しばらくして、予想通り雨が降り始めた。

透明フェロモン(3)

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2006/03/30(木) 23:07:51|
  2. 連載
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

透明フェロモン(1)

 お継母さんのことをカノンさんと呼ぶようになったのは、ミチヒロさんが死んで一週間ほど経ってからだ。
「ユウちゃんにお継母さんって呼ばれると何も変わってないみたい。」
と言うカノンさんの視線は、西日に照らされたオレンジ色の海と紺色に染まりかけた空が溶け合うあたりに向けられていたけれど、虚ろで何も捕らえていないようだった。
ウッドデッキ越しに、眼下に広がる海を眺めがなら、ダイニングテーブルに向かい合っていた。
「カノンさん。」
潮の音にかきけされるほどにつぶやいた私の言葉に、カノンさんは、紅茶をすするのをやめ、軽く首を傾げた。さらさらと長い髪が、華奢な背中を擦る音がした。
 どこかに行ってしまっていたカノンさんの魂が、ほんの少し戻ってきたような気がした。
「・・・これからは、そう呼ぼうかな。」
紅茶の入ったマグカップをゆっくり回しながら、
「・・・そうね。それもいいわね。」
と言うと、カノンさんは、納得したように目を閉じると鼻から大きく息を吸って、また少し紅茶をすすった。

 大学を卒業してから何も考えずに就職した会社は3ヶ月しか続かなかった。何より上司と馬が合わなかった。他の同期がうまく会社に馴染んでいくのを横目に、窮屈なスーツと慣れないヒールに自分を合わせることができない自分を不甲斐なく思いはしたけれど、挫折感はなかった。根が楽観的なのだ。それでも、同じ街角で、「やあ、久しぶり、最近どう?」などと元同僚に声を掛けられ、平然と愛想を返せる訳もなかったので、辞表を出した翌日には、乱雑に詰め込んだボストンバックを片手に、逃げ出すように高速バスに乗り込んだのだった。
 とにかく、知り合いのいないところに行きたかった。
 その高速バスで隣の席に乗り合わせたのが、ミチヒロさんだった。

透明フェロモン(2)

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

  1. 2006/03/29(水) 18:01:20|
  2. 連載
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

はじめまして!!

Neutronといいます。はじめまして!

文章の書くのはむずかしいなぁ、
とつくづく感じる今日この頃。
ブログを通して、いい文章が書けるようになったらいいな、
という願いをこめて、書いた文章を積み重ねるための、
倉庫という意味で、「文章倉庫」というブログ名にしました。

妄想の域を出ないかもしれませんが、
小説みたいなものを書いていけたら、と思っています。

まず、私のこと。

と、思いましたが、
自分のことを適切に言葉に表すのは
難しいので、やめておきます。

ただ毎日、パソコンの前に座って働いています。
職場までは車で5分です。

今住んでいるこの街の土をはじめて踏んだとき、
それは、「汽車」から降りたときだったのですが、
海が近いせいか、風に乗って潮の香りがしました。

都会とは違ってここでは時間がゆっくり流れています。

それではまた。
「私のこと」、また追々書いていきます。

テーマ:はじめまして - ジャンル:日記

  1. 2006/03/26(日) 20:32:43|
  2. 私のこと
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

プロフィール

Neutron

Author:Neutron
Neutron(ニュートロン)といいます。

お立ち寄りいただきありがとうございます。
小説を書くことで
自分の考えていることや考え方が
皆さんに届いて、共感していただいたり、
感じ取ってもらえる様な作品を書ける様になりたい!
と思っています。
まずは、とりあえず書いてみよう!と思い始めたブログです。
まだまだ未熟ですが・・・。



少しずつですが書き溜めてます。
倉庫目次

お題に沿って、65文字以内で場面を描写する練習をしています。悪戦苦闘中です。
修行目次
未熟者ですがどうぞよろしくお願いします。

※エロ系トラックバックは即効削除します。
お互い労力の無駄です。張らないでください。



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